サーフボードの発注|Ordering a surfboard

事業用に新しいショートボードを注文しました。

今回もテンプレートはpws surfのショート系3本柱の中でもハイロッカータイプとなるマタハリです。素材はもちろん乗り心地重視でPU(ポリウレタン)ブランクスです。前回は5’7’’で26.5L前後でフルオーダーでしたが、今回25L前後に浮力を落としてもらう設定です。

~PUブランクスの良さ~

EPSブランクス(ポリスチレン+エポキシ樹脂コーティング)に比べて板に重さを出せるため、安定感が増し、レールを波のフェイスに入れやすく、またボードがしなるため反発で力強い加速やターンが可能となります。特に、風の強い日が多い沖縄ではPUが適していると感じています。

さて、pws surfのサーフボードには、ざっくりですがロングボード⇔ファンボード⇔オルタナティブボード⇔ショートボート、加えてレトロボートと種類があるのですが、オルタナティブボードとショートボードの中間に位置するローロッカータイプのWild-Pigg(ワイルドピッグ)、ファンが非常に多く私自身も15年乗り続けたミドルロッカータイプのelephant(エレファント)、そのほかコンペティター向けの機能特化型など、なんと100種を超えるさまざまなテンプレートがあります。今回注文した2021年に誕生のマタハリテンプレートは、シェイパーが自画自賛できるほどの奇跡のバランス!でして、シェイパーYY氏が絶対的信頼で推してきた理由が実際に乗り込んだ今ではよく理解できます。「沖縄のリーフならマタハリテンプレートだね。板に身体を合わせる必要があるから、体重を68㎏まで絞ったら削るね、頑張って体重落としてね( ´艸`)」と強気で推してきただけあり、50歳一歩手前の万年初級者サーファーの前に立ちはだかった中級者への高い壁を…いとも簡単に突き抜けさせてくれた…俗にいうマジックボード(マジックテンプレート)です。

1日1食、オートファジーの発動を待つ日々。プチ断食90日で体重を7kg絞り、また維持するのは大変でしたが、おかげ様で30代前半の頃並みに身体が切れてますし、お酒も飲まなくなったのは良い傾向で、目的達成のために見えない努力を続けることは、創業精神にも通じ、良い意味での副作用です。サーフィンを続けてきて良かったなあ、と改めて思う今日この頃です。

昨年春先にオーダーしたマタハリFirst、板の持ち重り感は気にせずにデッキ全面にホワイトクロスカーボンを入れてもらったのですが、風の影響を受けやすい沖縄においてはこのプラスアルファの自重が功を奏し、オフの強風時でも板が自然に下りていくのはメリットの一つです。沖縄の多くのポイントは、波の押しが強いので多少の板の自重ではテイクオフ時は影響を受けないですし、そもそも板のバランスが良いのでテイクオフが異常に早い…つまりポップアップにも余裕が生まれるのでリラックスして走りだせる。実際に乗ってみるまでは、通常ハイロッカーボードは走らないでしょ…というイメージだったのですが、走りだしからのドライブ性能も素晴らしく、乗り始め2回目のアタマサイズの波でボトムターンに入っていった時は、上半身が板のスピードについていけずに置いてけぼりになり、ビックリしたことを今でも思い出します。表現は非常に難しいのですが…自分の意志でビシッとレールが刺さるし、ピタッと水面に張り付いているようなスムーズな感覚でライディングができる、まさに波の上でスイスイとサーフスケートをしているって感じですかね。

スピードに乗るということは、アクションに生きてくるわけで…板のレスポンスも速く、技もバシッとと決まるので気持ちが良い。つまり、ライディングそのものが変わりましたので、毎回乗ってて楽しい!ワクワクする板です。もう歳ですしケガもしたくないのでエアーを狙ったりチューブを狙ったりはしませんが、マタハリテンプレートは、沖縄の多くのリーフポイントの波、コシ~ムネ・カタくらいまでにマッチしているのは間違いないですね。

マタハリ2nd、仕上がりが楽しみです。

マタハリばかりをベタ褒めしてますが…

ポイントや波の状況次第では、Wild-Piggやelephantのテンプレートが合っていたかな、と車に取りに戻ろうかとな…という日もありますし、メジャーブランドボードもさまざま乗ってきましたが、それぞれにポテンシャルは高いので、いろいろと試してみるのが上達への近道ですね。

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旧知念村から沖縄の未来を創造する

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